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会議室スタッフ通信|どう違う?消毒用の「アルコール」と「次亜塩素酸ナトリウム溶液(塩素系漂白剤)」

[2022/3/9]※2022/3/18更新


どう違う?消毒用の「アルコール」と「次亜塩素酸ナトリウム溶液(塩素系漂白剤)」


どう違う?消毒用の「アルコール」と「次亜塩素酸ナトリウム溶液(塩素系漂白剤)」

施設では感染対策防止の一環でドアノブや共用部のソファ、エレベーターの呼び出しボタンなどは定期的に高濃度アルコールによる拭き清掃を行っています。アルコールのほかに「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」による消毒・清掃を行っている施設もありますが、アルコールと次亜塩素酸ナトリウム水溶液とでは何が違うかご存じでしょうか?今回は2種類の違いと、用途について解説します。


アルコールはウイルスの細胞膜を破壊して殺菌する

消毒用アルコール(エタノール)は、手指の殺菌および物に付着したウイルスの殺菌に効果を発揮します。アルコールがウイルスに接触すると、ウイルスの膜を破壊して無毒化します。短時間で効力を発揮するため、手洗いができない場所などでの殺菌に広く用いられています。液体のアルコールもアルコールジェルも直ぐに乾くため手指の殺菌に大変便利ですが、皮膚の脂を取り除いてしまう作用もあるため、アルコールで手指を何度も消毒すると手荒れを起こしてしまいます。殺菌効果のある濃度は濃度70%以上95%以下とされています


次亜塩素酸ナトリウム水溶液は酸化作用で殺菌する

一方、次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、手指の殺菌には使用せず、物に付着したウイルスを殺菌するときに用います。いわゆる塩素系漂白剤の、ツンとしたにおいが特徴です。次亜塩素酸の持つ酸化作用でウイルスの構成タンパクなどを酸化して不活化・無毒化するものです。「次亜塩素酸水」とは異なりますので商品を選ぶ際には注意しましょう。手荒れを引き起こす力も強いため、手指の消毒には使わないほか、拭き掃除をする際には手袋をするよう注意しましょう。また、金属製の物に次亜塩素酸ナトリウム水溶液を使用すると、腐食の原因になる可能性もあるため、金属部分の消毒後には水拭きをするといいでしょう。


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