[2022/2/1]
就活トリビア!面接時の「ノックの回数」に決まりはあるのか?

マナー解説本やWEB上で見つけられるノックの回数についての「マナー」を言及した記事では「2回ノックは空室確認でトイレノックと呼ばれる」「面接などでは入室前に3回ノックするのがマナー」「国際儀礼(プロトコール)では4回ノックがルール」などと紹介されています。面接の場で、入室時にドアをノックする場合「3回」または「4回」が一般的なマナーとされていますが、その理由や由来はどこにあるのでしょうか?
元来は「ノックしてから入室する」のがマナーで、ノック回数は関係ない
しかし、その回数の由来や理由を正しく解説している記事はほとんど見つかりません。海外でのノックのマナーを調べると、ノックの回数を言及しているものは皆無で、子ども向けのマナーを解説したHow To動画で「他人の部屋に入る前には、必ずノックをして、『どうぞ』といわれてから入る」という解説がなされている程度です。
国際儀礼(プロトコール)でもノック回数の規定は見つからない
また、一部のマナー解説では「国際儀礼(プロトコール)」で定められているとされていますが、プロトコールは外構を推進するための国家間の儀礼上のルールであり、「さまざまなシチュエーションでの席次」や「複数国の国旗の掲揚」などを規定したもので、ノックの回数については定めがありません。ノックの回数に意味をつけているのは、日本独自のマナーといえそうです。
ノックの回数は周囲に合わせるのが最適解
つまり、世界共通のルールや、日本全国で通用するマナーとしての「ノックの回数」は存在しないため、マナー違反かどうかを判断する基準は、その場や人によって異なります。
面接時のドアノックの回数は、3〜4回で、他の人のやり方に合わせて行うのが「マナー違反」を避けるコツといえるでしょう。そして「ノック後に入室を促されてからドアを開ける」という、元来のマナーを忘れないように心がけましょう。
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